経過報告(4)2011/8~

2012.7,18

 

6月30日に猫白血病との診断と治療を受け、2週間持続する治療をして頂いたメスのミリア。

6日に姿を見せて以来、またパッタリといなくなり・・・

もう生きて会えないのではと諦めかけていましたが・・・

薬の効果が切れて数日の今朝!!!

姿を現してくれました!

しかも!連日の猛暑で他の猫達の食欲が落ちている中、

高栄養の処方食1缶、ササミ1本に子猫用パウチまで完食しました!

 

これは・・・先月一度だけの治療でしたが薬が劇的に効いたのでしょうか?

前回来た時は薬の効果で少し食欲が戻ったのかと思っていたのですが

今回はもう薬は関係ない筈。

 

うちの辺りで虐待こそしても野良猫にご飯をあげる御宅はありませんので

実は夜中にこっそり来ていて免疫パウダー入りのご飯も食べていたのでしょうか?

なにはともあれ、とても元気な姿を見せてくれて嬉しくて泣きそうになりました。

 

ですが・・・

置き去り猫の中で唯一、懐いてくれていたミリア。

私の姿をいつもドアの前で待っていてくれたミリア。

尻尾を立てながら付いてきてくれたミリア。

 

でも元気になったら他の置き去り猫同様、私を避けるようになりました。

目の前で御飯は食べてくれますが触ろうとすると逃げてしまいます。

少し寂しい気持もしますが・・・

 

我が家では室内で飼ってあげる事は出来ませんから

元気でいてくれさえすればいいのです。

保護人と野良猫との距離感は付かず離れずでいいのかも知れません。

あまりに人間を信用し過ぎると また虐待され傷つくのは猫達ですから・・・

 

でもまたシンドイ時は頼って欲しいです。出来たら他の猫達も・・・

私は無力ですが出来る事だけはしてあげたいですから・・・

 

他の猫への感染の可能性もありますし、もう捕まえるのは無理ですので

獣医さんと相談して御飯混ぜる薬を処方して貰いました。

その薬は他の猫で、もしかしたら発症している猫がいたとしたら

彼らにも効きますから・・・

何匹か目ヤニやどが気になる猫もいて心配は尽きません・・・

 

梅雨明けして連日の猛暑・・・

猫達には過酷な季節になりましたが出来たら皆、元気で乗り越えて欲しいです。

 

A

2012.7,14

 

何とか足の怪我は治りました。実は骨折していたのでした。

去年、TNR中に猫に噛まれて20針縫う大怪我をしましたので

怪我の保険に入ったのですが、入っておいて正解でした。

月1000円程度の保険料で5万近く支給されました!

一時期は車椅子生活で辛い思いはしましたが・・・・

これで少しは猫達の資金の足しになります!(笑)

保護活動されていらっしゃる方、怪我する事も多いのでお勧め致しますよ(笑)

 

あれからまたミリアは姿を見せなくなりました。

そろそろ注射の効果が切れてしまう頃ですが・・・

もしかしたらあの日、現れたのはお別れを言いに来たのでしょうか?

そんな思いが頭をよぎります。

何も出来ない自分がもどかしく無力さでイッパイになりますが

他に沢山の保護猫がいますので、まずは彼らを守らねばなりません。

 

昨日一昨日とこちらの地方では突風が吹き荒れましたので

猫達の餌場の屋根代わりの傘が壊れてしまい取り替えました。

それと同時に、これから暑くなりますので水入れを今までのバケツから

ペットボトル利用の給水器に変更致しました。

少しは水の蒸発を防げるのと、何時でも綺麗な水が飲めますから。

 

それと・・・暑さ対策で飼い猫のお下がりですが

冷却ジェルマットも置いてあげました。

23匹いるので全員分は無理ですが交代で使ってくれたらと思いますが

見た事も無く、初めての感触で怖いのか・・・

今の所、警戒されるばかりです。

 

今年の夏は暑いのでしょうか・・・

何とか体力を落とさずに乗り切って欲しいです。

2012.7.6

 

猫白血病を発症しましたメスのミリア。

病院にて治療を受け、ケージで療養させようと思いましたが逃げてしまい

それから毎日探しておりましたが見つからず・・・

最悪の事態も頭をよぎりましたが・・・

帰って来てくれました!

 

ベランダからふと下を見ましたら見慣れたピンクの首輪の猫が!

慌てて外へ出て名前を呼びましたら警戒はしているものの近寄ってくれました。

治療後、逃げ出しまして5日・・・薬が効いて楽になったのでしょうか?
以前でしたら1口2口しか食べられなかったのに・・・
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ご支援者さまから頂きました高栄養食の缶詰を4分の3位食べてくれました。
御飯さえ食べられるようになりましたら体力も付いて来ると思います。
お薬の効きも良くなるでしょうから、もしかしてウィルスに打ち勝ってくれるかも?
・・・・なんて淡い期待すら抱いてしまいます。
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その後、お行儀良くチャンとトイレで用を足してくれまして・・・
(置き去り猫達で手術済みの子達は全員ちゃんとトイレ・爪研ぎの躾をしています)
排泄物の様子も悪くはありませんでした。
他の猫に感染致しますので、すぐにトイレを洗い、汚物は片付けました。
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正直もう生きて会えないと思っていました。
そして、私を赦してくれないと思っていました。
(野良猫には病院に行く理由もケージに閉じ込める理由も解りませんものね)
ですが・・・こうしてまた、私を頼ってくれて、会えて嬉しかったです。
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このまま、薬の切れる10日後まで、こうして高カロリー食を与えて・・・
ミリアがもう一度、私を信じてキャリーに入ってくれたら・・・
出来たら、最期の時まで治療を受けさせたいと思います。
こうして5日前に受た治療で御飯が食べられるようになったのですもの・・・
少しでも体調を楽にしてあげたいのです。

ですが・・・
もう室内のケージに閉じ込めて養生させるのは諦めようと思います。

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ミリアの命が残り僅かででも・・・この子は自由を望んでいるのでしょう。
確かに家に入りたがりましたが・・・それは閉じ込められたかった訳では無いのです。
ですが、我が家では飼い猫にしてあげる事は出来ません。

でしたら出来る限り、注射で苦痛を和らげ、美味しいものを食べさせ、優しく接する事で
少しでも幸せな猫生を全うさせてあげたいと思います。
それが多分・・・私が この子に出来ます最大限の事なのだと思います。

この先多分、悲しい事が色々と待ち受けているのでしょうけれど・・・
何とか乗り越えて行こうと思います。 

2012.7,2

 

相変わらずミリアは姿を消したままです。治療を続けないと生きられないのに。

一応保健所と清掃局にはお願いをしておきましたが

そんな最悪な事は出来たら考えたくありません!

 

今はただただ、薬が劇的に効いて御飯がちゃんと食べられるようになり

体力が戻って病気に勝ってくれるのを祈るばかりです。

今回診て頂いた獣医さんに聞きましたら一度目の発症は助かる確率はあるそうです。

それが二度目になると手を尽くしてもダメだそう・・・

何とか元気な姿をもう一度見せて欲しいです。

 

ですが、心配事がまた増えてしまいました。

ミリアの白血病が母子感染だとしたら・・・?

置き去り猫のほとんどが白血病キャリアという事になります!

 

思い起こせば私が怪我をする前に見かけたガリガリの猫・・・

その猫もあれ以来姿を見ないのです。

もしや・・・・?

 

置き去り猫の大半が血縁がありますし、手術前は喧嘩も多かったですから

1匹感染猫がいたら広まるのは容易いでしょう。

 

しかしながらキャリアであったとしても必ずしも発症する訳ではないそうで

猫達の体力があれば普通に天寿をまっとうする猫もいるとのこと。

それで、かなり出費は痛いですが暫くの間、「免疫サポート」と普通のカリカリを

併用しようと思います。

これから暑くなりまして余計に猫達も弱ります。

 

全員を捕獲し検査に連れて行く事は出来ませんし、

検査した所で陽性ならばワクチンも意味がありません。

何より、今回のミリアのように助けを求めてくれれば医者に連れて行けますが

食欲の無い猫を捕獲器で捕獲は出来ませんから事実上無理になります。

 

でしたら、出来る限りの予防の為に高栄養食を与えたいと思います。

 

2012.6.30

 

本日は良くないお知らせです・・・

置き去り猫達の1匹、メスの”ミリア”と名付けた猫が白血病を発症しました。

置き去り猫達はもう2年も私から御飯を貰っているのに懐きません。

私も下手に人間を信用すると虐待されますから、それで良いと思っていました。

が!4日程前から、この猫が懐いて来たのです。

抱っこもさせるし撫でさせてもくれます。今までは姿を見せると逃げていたのに。

よく観察しますと、目ヤニ、鼻水、声嗄れで上手く鳴けない、食欲が無いなど

見るからに具合が悪そうでした。

まるで私に助けを求めるかのように付き纏い、私を待っています。

 

で、本日、病院に連れて行き見て頂きましたら猫白血病が発症しているとの事。

今回は私が怪我の為、歩けませんので自宅近くのM病院でお願いしましたが

野良猫の保護をしていると話しましたら、手厚い治療を安くして下さいました。

 

キャリアならともかく・・・発症してしまうと余命2週間程だそうです。

しかもミリアは貧血も御座いますので症状も進んでいるとの事。

外にケージを用意し、ダンボールやビニールシートなどで囲い

ミリアが安心して療養出来る様にと準備しておりましたら主人が帰宅。

 

この数日、この子の事で悩んでいるのを知ってる主人は

「もう2週間しか生きられないのなら使ってないトイレにケージを置いたら」

と言ってくれ・・・ケージごと移動しようとした矢先!

 

なんと!扉が開いて猫が逃げ出してしまいました・・・

これからインターフェロンなどの治療も受けさせてあげたかったのに・・・

助かる見込みが0%で無いなら出来る限りの事をしてあげたいのです。

 

ですが、まだ私の家の周りに潜んでいますので・・・・

何とか信頼関係を取り戻し療養させたいです。

希望は捨てたくありません。

治療費はかかるでしょうけれど・・・今生きている命を見捨てたくないのです。

 

病院では2週間効果が持続する薬を注射して貰いましたので・・・

何とか薬が切れる前に治療を再開したいです。

 

「置き去り猫達」ワクチン接種はしていますが経済的な理由から3種のみ・・・

それが悔やまれます。

先生は「この子の場合は母子感染の可能性が高い」と仰って下さいましたが

今後、ワクチンを接種する場合、5種でなければと思いました。

2012.6.4

不注意で足を怪我してしまいました。

私の病気はちょっとした怪我が命取りになります。

案の定、怪我自体は大した事は無いのですが

腫れも酷く出血も止まらず高熱が出てしまいました。

全く歩けない状態でも猫達の世話はしなければなりません。

猫達に私の怪我は関係ありませんし、御飯をあげないと可哀想ですから。

幸い狭い敷地ですから、伝え歩きで何とか餌場に行き餌やりを・・・

 

と!その時、

知らない猫が白茶のイースレイが寝ている所に喧嘩を売りに来ました。

残念ながら写真に撮れなかったのですが、

白地に黒のブチ模様・・・置き去り猫に何匹かいる柄ですが

その猫はガリガリに痩せて・・・手術済みの猫達と大違いです。

餌場に来たという事は未手術の6匹の中の1匹かも知れません。

よく観察したらオスで未手術でした。

あの痩せ方を考えますと多分、病気なのでしょうか・・・

それとも単なる栄養失調でしょうか・・・?

元気な時でしたら、すぐに捕獲器をセットするのですが生憎の怪我・・・

餌やりだけで精一杯なのが もどかしいです。

元気になる頃に、あの猫はまた現れてくれるでしょうか?

何とか捕まえて病院へ連れて行きたいです。

 

 

2012.5.16

 

あちこちで「仔猫の里親募集」を見かけます。

今年もハラハラと見守りましたが、セーフ?

近所では猫の発情の声も聞こえません。

2年連続、仔猫が生まれて無い事になります。

もしかしたら飼い猫では生まれているかも知れませんが・・・

それは飼い主の責任でどうする事も出来ません。

 

ですが、これまで2度、大規模に近隣に猫の避妊・去勢を呼びかけるビラや

環境省のパンフレットを配布致しましたので

最近は飼い猫の放し飼いも滅多に見かけなくなりました。

 

飼い猫が可愛いのでしたら都市部では室内飼いをすべきと思います。

不幸な仔猫が増えるだけでなく

外には病気感染や事故などの危険がいっぱいですから・・・

田園地方の猫は害獣駆除の役割などもあり放し飼いが多いみたいですが

早朝に猫の轢死体を多く見かけて心が痛みます・・・

 

置き去り猫達も本当は室内で飼ってあげたいですが・・・

やはり私の力では無理ですから

せめて事故に遭わぬよう、首輪には反射テープを取り付けていますし

出来る限り敷地の外に出ないよう快適な環境を整えてあげたいです。

 

手術済みの子達はトイレや爪研ぎも覚え、こうして穏やかに暮らしています。

丸々太って来ましたし、首輪もしていますし

また躾が出来た事で御近所からの虐待も減り、安心して暮らせるようで

時々こうした無防備な寝姿で和ませてくれます(笑)

 

この3匹、全員オスなのですが去勢をすると、なんて大人しくなるのでしょう。

手術前は喧嘩ばかりしていたとは思えませんね(笑)

 

あと6匹のTNRも焦る所ですが・・・

相変わらず姿を現さない子達・・・

御飯はチャンと食べに来ているのかと時々夜中に見張りますが

人の気配があるとダメなのか姿を確認出来ません。

 

2011/4/25

先日、猫をモチーフにした作品展を見に、とある美術館を訪れましたら

そこに産まれたばかりの臍の緒が付いた状態の

目も開かない仔猫が4匹いました。

何でも、夜中にその美術館に捨てられたようで・・・

米袋に何も保温しない状態で、こんなに幼い仔達が置いてあったそうです。

「育てて下さい」との手紙が添えてあったそうです。

 

多分、キチンと避妊手術をしないまま、猫を放し飼いにし、

結果、自宅で仔猫が産まれてしまい、途方に暮れた挙句に

「あそこは猫好きが集う場所なので置けば誰か育ててくれるだろう」との

自分勝手な判断でしょう。

 

多いのです。こういう事が・・・

動物保護団体が破綻してしまうのは、こういう事が日常茶飯事だからです。

私はどの団体にも属していませんが、やっぱり一番怖いのは捨て猫です。

 

猫の保護活動をしていますが、裕福だからしている訳ではありません。

お友達やこのHPを見て下さった方々のご好意と

足りない分は自分の食事を抜いて(お金が足りない時は何も食べない事も)

何とか費用を捻出しているのです。

一部の方を除き、多くの保護活動家は苦しい家計の中から遣り繰りしているのです。

 

いくら「育てて下さい」と言っても、人の手で育てるには幼すぎます。

ミルクしか飲めませんし、まだ哺乳瓶も吸えないので注射器で授乳しているそう。

排泄も自力で出来ませんから、スタッフの方々は不眠不休で世話されてました。

この仔猫達はチャンと育つでしょうか・・・

親猫がある程度育ててくれていたら少しはマシだったのでしょうけれど

こんな小さいうちから人工保育は本当に難しいですし

ましてや、その場所は獣医さんもいる訳でない単なる美術館なのです。

 

私も他人事に思えないのですが、置き去り猫達で何時同じような仔猫が生まれるか・・・

そう思うと引き取る事を申し出る事も出来ずに無力さを噛み締めましたが、

それと同時に怒りでいっぱいになりました。

 

その美術館の館長が猫好きだと言う事を知っているのは捨てた犯人が猫好きだからです。

そう!”猫を捨てるのは猫を飼っている人”なのです。

同じ”猫好き”なのに・・・何故!?

 

手術するのを「可哀想」「自然の摂理に反する」と批判する方がいらっしゃいますが

それなら外に出さないで下さい!

それが出来ないのでしたら手術するか猫を飼わないで欲しいです。

一時の「可哀想」という感情が、多くのもっと可哀想な命を生み出すのです。

 

お住まいの市町村や獣医師会などで手術の助成金制度もあります。

http://joseikin4catdog.ho-zuki.com/

メス猫を飼っていらっしゃる方だけでなくオス猫を飼っていらっしゃる方も

放し飼いをされるなら避妊手術の徹底を、どうかお願い致します。

 

と申しますのは・・・

置き去り猫の手術済みの猫の17匹のうち11匹はオス、6匹がメスです。

オス11匹去勢しただけで未手術のメスがまだいるにも関わらず

ここ2年、猫は増えてはいないのです。

 

本当に猫が好きなのでしたら、どうか飼い方を考えて頂けたらと思います。

 

2012/4/6

 

随分と暖かくなって参りました。

去勢・避妊済みの猫達の大半は我が家の敷地内で過ごしています。

ここは家の裏側で御近所からも見えない場所ですので

猫達は安心して無防備に寝ていられるようです。

 

TNRは相変わらず進んでおりません・・・

ターゲットの未手術の子が姿を表さないのです。

発情の声も聞きません。

発情の声を聞いたら即、捕獲器を仕掛けようとスタンバイしているのですが・・・

 

この春も今の所、近隣での捨て猫は無いようです。

また、路上での轢死遺体も見かけません。

 

野良猫の寿命は3~5年と聞きます。

病気や怪我、交通事故や虐待など命を落とす要因は沢山です。

「もしや」と思いつつ、「生きている」という望みは捨てずにいようと思います。

 

猫が増えていないのは、すでに17匹の猫を手術している成果かなと、

少しだけ安堵しておりますが、まだまだ油断は出来ませんね。

 

最近はTNRなどの成果が出ていませんのに御支援は頂いて心苦しく思います。

ですが、本当に助かります。有難う御座います。

支出報告を御覧頂けると解りますが餌代だけで月3万以上かかります。

「もっと安いフードを与えれば」との声を頂く事も御座いますが

未だ近寄る事すらままならない猫達ですから病気になっても医者に連れて行けません。

ですから質の良い食事で少しでも体力・免疫力を付けて欲しいのです。

 

私自身も現在、保険の見直しをしています。

私の場合、重篤な持病を抱えているので「条件付」になるのですが

保険など徹底的に無駄を見直して、少しでも猫達に回せたらと思います。

2012/2/29

 

今年の冬は過酷な冬です。

今日も今年3度目の積雪になりました。

置き去り猫の避妊・去勢とワクチン接種と躾済みの17匹のうち

比較的慣れている子は我が家の敷地内の「猫ハウス」

(以前、ご寄付頂いたキャリーバッグを流用しています)で寝起きし

我が家の敷地内で過ごしていますので

寒い日はペットボトルにお湯を入れた湯たんぽで温めてあげられますが

懐いてない子達は普段何処で寒さを凌いでいるやら・・・

 

朝、雪かきしようと庭に出たら可愛い足跡が付いていました(笑)

猫だって悪天候でも何でもお腹は空きますものね。

 

餌場は猫によって食べに来る時間が違うので

木陰に傘を固定し、ドライフードを置きっぱなしにしています。

台風のような雨じゃない限りは猫達は天気関係なく御飯が食べられます。

 

ですが、洗面器3つ(合計1・5kg)を毎日あげているのですが

3つもあるのに猫達の間でルールがあるのか

常に1匹ずつ食べに来て、1匹が食べ終わるまで他の猫は待ってます。

それを守らないと喧嘩になる事も(^^;

写真の2匹の猫は順番を守らないで唸りあってました。

 

今の所そういう小競り合いだけで猫達に変化はありません。

このまま発情も無く猫も増えずに春を迎えたいです。

出来たら早く・・・・

猫達が過ごし易い季節になって欲しいです。

 

A

2012.1.30

3月に被災地のペットの為に皆様方からお預かり致しました支援の品などを
レスキューの為に寄付致しました。
その件につきまして、支援団体から感謝状を頂きました。

私宛になっておりますが、皆様が置き去り猫の為に支援して下さったものです。
御支援頂いた皆様への感謝状です。

捕獲器や捕獲網によって沢山の命をレスキューできたそうです。
またフードや猫砂などの用品も非常に助かりましたとの事です。
皆様、有難う御座いました。

置き去り猫は現在、発情の気配も昨年のような猫風邪の蔓延も無く
元気に暮らしております。
様子見を致しまして発情の兆候などがありましたら
捕獲器を仕掛けようと思っていますが
発情の声も聞く事はなく平和過ぎて怖い位です。

・・・と申しますのは未手術の子が6匹残っている筈ですのに
その子達の姿が見えないですし、いるとしたら発情する筈。
12月の報告でも書きましたが、未手術の飼い猫との喧嘩で
縄張り争いに負け、何処かへ行ってしまったのか・・・
それとも事故などに・・・
一応、清掃局や保健所に問い合わせましたが
私の家の近所、猫達の行動半径でここ数ヶ月の猫の死体引取りは無いそうです。

違う地に生きる場所を求めたのでしたら御飯を食べられているか心配です。
また不妊手術してないという事は別の地で繁殖・・・
これも困ってしまいます。

諦めずに引き続き、すぐに対応出来るようにしてあります。
相変わらずフードの減りは凄い量ですから、
ただ単に隠れているだけかも知れませんしね(笑)

 

2011.12.25

未手術の放し飼いの飼い猫に悩んでおりましたが
先月から300枚チラシを作り、辺り一帯に配り直しましたら
やはり効果があったのでしょうか?
放し飼いの飼い猫の姿は見かけなくなり一安心です。

ですが、残り6匹の未手術の置き去り猫の姿を見ることが出来ません。
放し飼いの飼い猫との縄張り争いを激しくしていましたので
戦いに負けて何処かへ行ってしまったのか、
手術済みの子達はワクチンも接種していますが
未手術の子はワクチンすらしていません。
猫風邪の流行る季節になりましたし寒さも厳しくなってきましたので
最悪、病気で何処かで死んでしまっているのでは?と
アチコチ見て回ったり情報を集めている日々です。

また2月頃には発情時期になりますから、
その時に出てきてくれるといいのですが・・・・

さて!手術済みの17匹の猫達は元気に過ごしています。
昨日はクリスマスでしたので、御馳走を振舞ってあげました(笑)
昨年、ササミをあげた事を記事に致しましたら
広島のN・Kさま、栃木のK・Tさま、
兵庫のS・Uさま、北海道のK・Mさまが
「猫達にクリスマス&お年玉をあげてください」と送金して下さいました。
お陰で今年のクリスマスは去年より沢山の美味しいものを食べさせてあげられま
した。
普段は夏場の腐敗や悪臭、冬場の凍結など衛生面などを考えカリカリのみですが
今回はウェットフードにササミを混ぜて与えました。
ウェットフードは色々種類がありますが、
外猫だからこそ栄養が大事ですから総合栄養食に拘りました。

こういう御飯は通常、捕獲の時の釣り餌として与えますので
最初猫達は警戒していましたが
食べ始めたらもう夢中。
代わる代わるやってきて、あっと言う間に平らげてしまいました。

元飼い主に裏切られ置き去りにされ餓死寸前だった猫達。
その後も周りは猫嫌いの方ばかりですので虐待されていました。
ですが、こうして全国のサンタさんが見守ってくれていて
幸せな子達だと思いました。
お正月の分も頂いてますのでお正月にも御馳走をあげたいと思います。

本当は私自身が飼ってあげたり里親さんが見つかれば良いのですが
現時点で私の出来る精一杯の事です。
その中で少しでも猫達が「嬉しい」と思ってくれる事をしてあげたいです。

 

   

 

2011.11.22

置き去り猫の保護活動、現在暗礁に乗り上げています。

残り6匹なのですが、ターゲットの猫はいっこうに掛りません・・・と申しますのも、前回、周辺一帯に「猫の飼い方」を書いたビラを配布して暫くは効果があったのですが、ウチの周辺はアパートだらけです。人の出入りも激しく、多分新しく引っ越して来た人の猫でしょう・・・最近は未手術の飼い猫ばかりが掛ります。

 

野良猫でしたら捕獲しまして不妊手術致しますが人様の飼い猫ですから手出しが出来ません。 可愛い猫なのですが、お家に帰りますと御飯と暖かい寝床があるのに、私が世話しないと飢え死にしてしまう置き去り猫の御飯を盗むのは困ります!ましてや餌代は皆様からお預かりしている貴重な義援金で賄われているのです。気性も荒く置き去り猫達を虐めますので追い払うのに四苦八苦しています。

首輪に迷子札がありますが、春に噛まれ大怪我した恐怖から触れません。

結局、掛った猫は確認してリリースするしかありません。

この放し飼いの猫が野良猫と交尾致しますと不幸な子猫が生まれてしまいます。

都市部の住宅密集地では猫は完全室内飼いにして欲しいです!

 

最低限、去勢・避妊はしませんと、不幸な猫が増えるだけではなく病気感染も。

モラルある飼い方を皆さんがして頂けたら、そもそも野良猫なんて存在しないのです。

またビラをプリントしてアパート中心に配布しようと思います。

 

暗礁には乗り上げていますが・・・今年は春~ずっと発情の声を聞きません。

毎年のように子猫が捨てられていた貸し駐車場にも捨て猫は無いとの事。去年の今頃は発情の声に泣きそうになりながら躍起になって捕獲し避妊・去勢手術していましたからそれだけでも活動して参りました甲斐はあったと信じたいです。

ただ、まだまだ油断は出来ません。人間の身勝手で不幸になっている小さな命を守る為に、頑張ります! (写真は夕方に餌場に集まる置き去り猫達。白黒2匹、茶トラ、茶ブチこの子達はいつも敷地内にいてキチンと順番を守って食べています)

 

 

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2011.10.6

段々と日も短くなり寒くなって来ました。
置き去り猫達は相変わらず平和に暮らしていますが、この所、夜中に喧嘩っぽい鳴き声を聞くようになりました。

 

手術済みの子達は皆、仲良しで狭い我が家の敷地内で過ごしているので多分、未手術の子が御飯を食べに来ているのを威嚇しているのかされているのか?
”仲間”以外の猫が侵入してくると最近は猫達が教えてくれるので楽です(^^;

 

幸い、サカリの声はまだ聞こえませんが、普段滅多に姿を現さない未手術の子や他所から来た野良猫が活発に動き回るようになったのは発情シーズンも近いのでしょう。

心しなければと思います(^^;

 

実はO様のTNRのお手伝い、やはり病身の私には負担が大き過ぎたようで身体を壊してしまい、ただでさえ家族には猫の保護活動に反対されておりますので、「そんな身体で他人のお手伝いしている場合ではないだろう」と散々怒られ、本文である「置き去り猫」の保護活動にも支障をきたしますのでお手伝い出来ないお詫びに捕獲器はO様に寄贈する事に致しました。
そして新に捕獲器を購入する事に致しました。

 

私の場合、現在は猫達が騒ぎ出したら捕獲器をセットしますので、何時でもセット出来るよう手元に無いと困りますし、O様のTNRも多分時間がかかると思いますのでそのままお使い頂きまして、役立ててほしいと思います。

 

皆様の寄付で何とか出来ております置き去り猫の保護活動ですが、野良猫の問題は置き去り猫だけではありません。
不幸な猫が1匹でも減りますようにと願っています。
ですから御支援下さいます皆様、どうかご理解頂けたらと思います。

置き去り猫の未手術は残り6匹。
手術済みの猫達はトイレ、爪研ぎなどの躾も完了し、1日のほとんどを我が家の敷地内で過ごし、トイレもちゃんと設置したトイレでしてくれますし、以前のように爪研ぎ被害も無くなりました。
マタタビがよく効く子達でしたので、躾が楽だった事もありますが、野良猫も根気良く躾をすれば飼い猫と同じように覚えてくれる事を彼らが証明してくれているように思います。

 

 

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2011.9.22

本日は、置き去り猫にいつも御支援頂いておりますO様の捕獲器を使っての初TNRのお手伝いをして参りました。
O様はこれまでにもTNRをされていらっしゃいますが、野良猫とは言っても人馴れした半飼猫状態の子ばかりで、本当の野良猫は初めてだそうで、捕獲器の使い方、設置のコツなどをお教えする為に同行致しました。

 

場所はO様宅近くのアパートで、近辺に多数の駐車場があり、アパートの後ろは藪と野良猫が生息し易い環境です。
アパートに住んでいる高齢の女性が餌やりし増えてしまったとの事で、他にも餌だけあげる人もいて猫が増える一方だそうで、近隣住民も猫を可愛いと思いつつ、被害に耐えているそうです。

 

私の時もそうでしたが初回ですので、猫達は捕獲器に対し警戒心が無いので2時間足らずで3匹捕まえる事が出来ました。

2匹はすぐに捕獲出来たのですが、途中、仕掛けて私達が少し離れた車の中で待機している間に餌やりさんが餌をコッソリあげてしまい、餌を食べてしまった後で、残り1匹は少し苦労しましたが、狭い場所で捕獲器を奥に仕掛け、猫を追う形にしたら運良く捕獲器の中に逃げ込んでくれて大成功でした。

 

このアパートも目視出来る範囲でも猫が十数匹確認出来ましたので他に何匹いるのやら・・・

私も自分の保護する「置き去り猫」が全部捕獲しきれていない状態で余裕こそありませんが、こちらが一段落しませんと捕獲器が戻って来ないので、お手伝い頑張ろうと思います(^^;

 

それにしてもO様は素晴らしい方です。
他にも保護猫を抱えていらっしゃるのに、今度は別の場所の猫達を保護し・・・
そして、私のような個人で保護活動している者の支援もして下さって。

(失礼ですが)決して大金持ちでお金が余っている方ではないのです。
純粋に猫が好きで、ご自身の年齢を考えるともう猫を新に飼えないのでせめて1匹でも不幸な野良猫が減るようにと活動されていらっしゃって本当に頭が下がります。

 

3匹目を捕獲し終わった時に、御近所の方々が出ていらして「手術してくれるんですってね、ありがとう」と言われました。

世の中に無責任に猫を捨てる人、未手術のまま放し飼いにする人がいなければ野良猫は存在しないのです。

餌やりさんも「猫が飢えていて可哀相だから」と餌をあげるのでしょうけれど出来ましたら一歩前に進んでO様のように避妊・去勢まで考えてあげて欲しいです。

 

※今回、お手伝いに色々提供しましたが全て自分の猫のもので置き去り猫の為に
戴いたものは捕獲器以外は使用していません

 

 

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最近の置去り猫たち
最近の置去り猫たち

2011.8.27

置き去り猫の保護を決心致しましてから丁度1年になりました。
当初の目的は「とりあえず猫達の餓死を何とかしたい」一心でしたが、その後、猫の輪様との出会いや、皆様方からの暖かい御支援のお陰で、大半の猫達の避妊・去勢を済ませることが出来ましたし、あれから1匹も猫は増えていませんし、
病気や餓死で死ぬ猫も今のところありません。
沢山の方々に支えて頂いたお陰です。本当にありがとう御座います。


現在、置き去り猫のTNRは相変わらず夏休み状態です。
と言いますのも、猫達の精神的な負担や体力も考えての事ですが、実は、ただ今捕獲器を貸し出してしまっているのです。

いつも御支援くださってますO様の御近所で、私の今、世話をしている置き去り猫達と同じ様に、無責任な餌やり(住民のお婆さんだそうです)のせいで「第二の置き去り猫」になりそうなアパートがあるとの事で、そのお婆さんがお元気なうちは良いのでしょうが、かなりのご高齢の独居・・・
猫達は餌も行き渡らずガリガリだそうです。
お婆さんに万が一の時はお婆さんの飼猫3匹含め、野良達も餌付けされてしまっ
てますので、もう自力で餌は捕りません。のたれ死にしてしまいます。

優しいO様は他の場所でも御一人で猫達のTNRを進めていらっしゃいますが、このアパートの猫達が「第二の置き去り猫」にならないようにとお婆さんと話し合いを持ちましたりして関わっていらっしゃって、それでこれ以上猫が増えないようにとTNRを行なう事にするそうです。

とは仰っても、O様のTNRされた猫達は人馴れした猫達で、人馴れしてない猫達を捕獲器で捕獲するのは初めてだそうです。
しかも!どうやら妊娠している猫もいるようで猶予がありません。

 

置き去り猫も、計算上はあと6匹、未手術の子が残っていますが、今のところ、大きな変化も無く、手術済みの猫達の大半が我が家の敷地で過ごすようになって来て、管理し易くなりました。(糞尿などトイレや爪研ぎなどの近隣被害が防げますから)
ですので、次の発情シーズンまで位はO様をお手伝いしようかと思います。

今まで多額の義援金を頂きまして何匹もの猫の手術が出来ましたので、少しでも恩返しがしたいのです(^^;
私も猫の餌代など赤字状態ですから資金的なお手伝いは無理ですが、今の時期でしたら何とか身体は動きますから労力を提供するツモリです。

 

写真は我が家の敷地内の置き去り猫達です。

太っている猫、夏痩せしてしまった猫など様々です。
それでも餌の量は変わりませんから、強い子は沢山食べて太り、弱い子は少ししか食べられなくて痩せてしまうのでしょう。
正直、御飯代の捻出は苦しいのですが、少しでも栄養のある良質な餌を与える事
で何とか残暑も乗り切って欲しいです。

 

 

A

 

 

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