経過報告(6)

2914/12/24


本日はクリスマスイブ。

今年は猫達へクリスマスプレゼントとしての御支援を

色々な方から頂きました。

本当に有難う御座います。

早速、猫達に御馳走を振舞いました。

トールサイズの猫缶24個とササミ24本+ドライフードです。

洗面器山盛りであげました。

喧嘩にならないよう2箇所に分けて置いています。

用意している時からお待ちかねのイースレイとリフルは

置いた途端にパク付きました。

やっぱり一日中、裏口付近にいる子達は得しますね(^^;

本来の食事場所にはクリスマス用の御馳走と普通のカリカリ。


全員に行き渡る量は用意したつもりですが

ミリアなどはカリカリしか食べ ませんので、そういう子の為に。


残念ながら全部の子の写真は撮れませんが入れ替わり立ち代り食べてました。

その嬉しそうな姿を見ますと皆様へ感謝でいっぱいになります。

 


飼い主に置き去りにされ捨てられた猫達・・・

生粋の野良よりも心に傷を負った分、少しでも愛情をかけてあげたいです。

一部の子以外、未だに人間不信が治らず、懐いてくれませんが

それでもいい。

彼らが幸せだと一瞬でも思う事を出来るだけ多くしてあげたいです。

 


今年も残り少なくなりました。

持病が悪化し、寝たり起きたりの1年で満足な保護活動が出来ませんでしたが

多くの皆様、友人に支えられ何とか猫達に不自由はさせないで済みました。

至らない面も多々ありますし、来春はノエルが連れてきた子猫の

TNRも頑張らなきゃですね。

 

2014年も本当にお世話になりました。

これからも、この猫達を見守って下さると幸いです


2014/11.10

 

この所、置去り猫+α野良達は喧嘩も無く穏やかに暮らしています。

が!!!!

(人間都合で)かな~り困った事が起きています。

 

先月でしたか、お隣のお屋敷の庭からピャーピャーと鳴き声が。

どう考えても子猫。しかも生後数週間でしょう。

「まさか野良猫が子猫を産んだのかしら?」と焦りました。

置去り猫の保護活動を始めて最初の頃にメスのほとんどを手術したお陰で

今まで子猫は生まれてませんし、捨て猫もありませんでした。

それなのに何故!?

 

とはいえ、自宅庭ならすぐに保護しますが他所宅の庭内ですから何も出来ません。そのまま様子見する事にしました。

母猫がいるなら、そのうち餌場に現れる筈。

そうしたら母猫と一緒に捕獲しようと思っていたのですが・・・

しかし!母猫が連れている訳ではありませんでした。

キジトラのノエルが甲斐甲斐しく子猫の世話を焼いています。

ノエルはオスですし数年前に去勢してますから父親でもありません。

何処からか付いて来たか連れて来たのでしょう。

子猫ちゃん、ノエルに守られながらすくすく育ってます。

今は2ヶ月位でしょうか?

あと2ヶ月位したら不妊手術しなければなりませんが・・・

大抵の子猫はマタタビに反応しませんし、ノエルがべったりなので

捕獲器に掛かるかどうか・・・

でもメスだったら猶予は無いですしオスでもマーキングを覚える前に

何とか去勢したい所ですが・・・

生粋の野良の子猫らしく警戒心も半端じゃなく強いです。

実は搬送ボラさんが家庭の事情で、今までのように

お手伝いして頂けなくなってしまったのです。

少し先の事とはいえ、何とか策を練らねばなりません。

捕獲しても猫を病院へ連れて行けなければ手術出来ませんものね。

 本当に困りました。

でも孤児?の子猫を可哀相と連れて来ちゃったノエルを責められませんしね。

何とかこのチビちゃんも仲間に入れてあげないとですね。

頑張ります。

 

2014/10.7

 

台風18号が凄い勢いで過ぎて行きました。

でも猫達は元気に過ごしています。

と申しますのは・・・先日、新しい「猫ハウス」を設置したのです。

 

今までは小型犬用のキャリーを利用したもの3つと

フード付き猫トイレを流用したものを1つ設置していましたが

小型犬用キャリーは布団などを入れると窮屈なようで

しかも雨が降ると中に水が撥ねて湿気を含んでしまうのです。

なので唯一の猫トイレハウスは猫達に大人気で取り合いでした。

そこで・・・

友人が「もう使わないのがあるけど要る?」と言ってくれて大喜び!

早速貰って設置致しました。

このハウスの下には厚めの発砲スチロールの板が敷いてあります。

そしてこの上にはブルーシートを被せ、猫ハウスを隠すのと

より風雨に強くしてあります。

そして中には羽毛布団で作ったクッションを入れて・・・

真冬は使い捨てカイロを入れてあげると結構暖かくなるようです。

 

新しいハウスは他の猫の匂いが付いているのか?

最初は警戒していましたがマタタビを敷物に振りかけたら

スンナリと使ってくれるようになりました。

 

この猫ハウスには1つに2匹ずつ寝起きしています。

なので3つに増えましたので6匹が暖かく過ごせます。

他に今までのキャリーの猫ハウスが3つ。

全部の子の分には足りませんが少しでも快適に過ごせるかな?

 

私に出来る事はほんの少し・・・

ですが出来る限りの事をしてあげたいです。

 

2014.9.2

 

体調は相変わらず悪くTNRは控えようと思っておりましたが、

土曜日夜~月曜午後にかけてTNRを行いました。

 

と言うのも3ヶ月前位から御飯を食べに来る新入りのキジ白猫。

迷い猫でも無いし大きくて太っているし暫く来なくなったので

先月の報告で「飼い猫かも」とお伝えしたのですが

また姿を現すようになり、しかも以前と違い薄汚れて痩せています。

8月は引越シーズン・・・また置去りにされたようです。

 

近隣のアパートは「ペット可」物件が多いのですが

引越先がペット不可な場合、安易に置き去る飼い主が多いです。

普通の神経でしたら引越先でもペット可物件を探しますけどね・・・

 

私自身の身体も自由が効きませんし、自分の医療費が嵩みお金も無いし

迷いましたが・・・

昼夜問わず先住猫に喧嘩を吹っかけ居場所を求めていて

このままでは近隣から苦情が出てしまうと意を決しました。

しかし!1年ぶりのTNR。

先住猫たちは捕獲器の怖さを忘れてしまっています。

また最近は少し私に心を許してくれているので警戒すらありません。

案の定、手術済みの猫が掛かってはリリース、釣り餌の再セットの繰り返し。それが実に36時間続きました(-_-;)

 

もういい加減に私が倒れてしまう!と思いダメ元でボスのイースレイに

「あの新入りの子を捕まえたいの。お願い」と話してみました。

 

そうしたら不思議な事に気持ちが通じたのでしょうか?

普段温和で滅多に喧嘩などしないイースレイがキジ白に喧嘩を吹っかけ

しかも捕獲器に追い込んでくれたのです。

翌日、搬送ボラさんにお願いして去勢手術とワクチン、耳カットをして頂き

「キース」と名付けました」

今までの子達同様、去勢をすれば大抵が大人しくなります。

ワクチンも打ったのでワクチンで防げる病気も防げます。

何とか無事に終わって一安心です。

 

私の体調云々以外にも資金の都合でまた暫くTNRは出来ないと思いますが

願わくば安易に猫を置去りにしないで欲しい・・・

飼い主に裏切られた猫が一番可哀相です。

 

2014.8.11

 

またまた台風が吹き荒れましたが、こちらは直撃しないで一安心です。

幸い高台にあるので水害はありませんが猫達はビショヌレになります。

台風一過の今日は風が強いものの夕方、ふと見ますと

猫達はホッとしたように路上で寛いでいました。

キチンとトイレを覚え、花壇を荒らすなど

「粗相」をしなくなった事時々喧嘩はあるものの

手術済みの子ばかりなので発情する事も無くなり

御近所からの虐待もほとんど無くなりました。

そのお陰で猫達はこうしてノンビリと住宅街の路上に寝そべります。

(万一の事があるので本当はして欲しくないのですけどね)

 

私と猫達にとって8月は特別な月・・・

2010年の8月から、私はこの猫達の保護を始めました。

この8月で5回目の夏を迎えます。

 

無責任な飼い主が猫達を増やした挙句置去りにして引っ越し。

そしてある日1匹の猫が、まるで助けを求めるように

我が家の車の下で死に・・・脱水と極度の空腹による衰弱死でした。

それから次々と猫の死体を見つけ我慢出来なくなりました。

 

埋葬が終り泣いてますと、仲の良いご近所の方が
「2~3日前から弱ってフラフラで大丈夫かなと思っていたのよ。
昨日の夕方、車の下に入って行くのを見かけたわよ。
多分、Aさんが猫好きなの知ってて死に場所に選んだのだと思うわ」

・・・と・・
猫好きだからこそ怒りが込み上げて来ました。

ですが置去りにされた事を知っていても御近所の目や家族の反対

そして保護には莫大なお金がかかり個人では無理と決めつけ

見て見ぬフリをした私自身を今でも許せません。

 

(TOPになっている、この写真はその猫の生前の姿ですが)

 

家族の反対もあり物凄く悩みましたが・・・・

アパートの隣に面する我が家で猫達は死ぬのです。

「遺体を片付けるならいっそ助けたい!」そう思って今に至ります。

 

私自身は自分の医療費と家族が食べていくだけで精一杯の経済状態です。時にお金が足りなくて猫達を優先し自分の食費や医療費を我慢しています。

ですが、それでも猫達が無残に死んでいくのを見るよりずっといい。

 

現在は皆様の御支援のお陰で猫達は餓死する事は無くなりました。

本当にありがとう御座います。

これからも出来る範囲でしか出来ませんが頑張って参ります。

 

あの痩せ細って死んだ猫達の姿を私は一生忘れません。

餓死は一番辛い死に方だと思うのです。

 

また夏休み・・・引越の時期でもあります。

また猫が置去りにされてないか、来ている他所猫が飼い猫かどうか

そういう事もよく観察し必要なら手術の上、保護しようと思います。

 

※例の新入りさん、飼い猫っぽいですが引き続き様子見しています。

 

2014.7.11

 

全国的に台風が吹き荒れましたね。

TVのニュースで大雨による洪水被害等見たので

猫達が心配でしたが、私の地域では然程じゃなく

猫達は普通の雨の日の後のように平和です。

流石に一番酷い時は猫ハウスではなく

ウチの裏口のタタキの上や給湯器の上など

高い所に猫達が身を寄せ合ってました。

冬に大雪の時に猫ハウスに閉じ込められたトラウマでしょうか?

それでも何事も無く一安心。

 

・・・と言いたい所ですが・・・

この所、新入りさんがいるのです。

ジギーの白い部分を多くしたようなキジ白猫で大きな子です。

綺麗ですし、私がいても平気で目の前で御飯を食べるので

飼い猫だろうと思っていたのですが・・・

もう1週間位、我が家の敷地に居ついています。

勿論、他の猫達にとっては侵入者ですから喧嘩が絶えません。

でもその猫自体は何とか仲間に入りたそうで甘えた声で応戦です。

 

また飼い猫が引越時に置去りにされたのかしら?

それとも迷い猫?

 

もう少し様子見をしながら、野良っぽいようなら

捕獲して手術に踏み切る予定ですが・・・

相変わらず、私自身が寝たり起きたりの病状ですから

果たして下手したら徹夜作業の捕獲に身体が耐えられるか・・・

でも未手術のまま放置出来ませんし、多分オスだと思うので

手術すれば他の猫達にも受け入れて貰えそう?

そしてメスなら猶予ありませんしね。

 

取り合えず迷子猫の張り紙を作ってアチコチに呼びかけ

野良かそうじゃないのか見極めなくては。

願わくば飼い猫が一時的に迷子になり

無事、飼い主の元に戻れるなら最高なんですけどね(笑)

 

 

 

2014.6.9

 

関東は梅雨入りして毎日雨が続いています。

真冬に続いて猫達には厳しい季節になりました。

猫ハウスの中の敷物がビショヌレになってしまうのですが

取り替えても取り替えても1日で元のビショヌレ・・・

お陰で猫達はまたまた猫風邪が蔓延(-_-;)

幸い、お薬ですぐに治りましたが、早く梅雨明けして欲しいです。

 

そして今、一番困るのは猫達同士の喧嘩です。

 

いつもの事なのですが、長雨や大雪、台風などの悪天候時は

置去り猫ではない知らない野良猫達が御飯を食べに来るのです。

多分、普段は他所のお宅か餌遣りさん、ボランティアの方に貰っている猫なのでしょうが悪天候の時は貰えないようで・・・

常に御飯のあるウチへ来て御飯を食べて行くのです。

 

勿論、飢えている猫は自分の保護猫じゃなくても食べさせてあげたい。

なので今の時期は普段の1・5倍位は御飯を用意するのですが

足りないのか、それとも縄張り争いなのか・・・

置去り猫達VS他所猫達とのバトルが始まります。

そうすると御近所迷惑になり、また猫達が虐待されかねない・・・

なので喧嘩が勃発すると昼夜問わず出て行って止めさせます。

仲良く食べてくれないかなぁ・・・

晴れた日などは離れた場所に御飯を置けますが

雨の日は雨避けしてある食事場や軒下に置くしかないから余計です。

 

※野良猫に御飯をあげてらっしゃる方にお願いです!

一度人間から御飯を貰った猫は鳥などを捕まえて食べたりしません。

悪天候だからといってお腹は空きますから貰えるのを待ってます。

そして、貰えない状態が続くと、こうして他所の餌場に来ます。

置去り猫達は住宅地で車の通りもほとんど無い場所にいますが

他所の子達はここに来る為に車道や踏み切りを越えて来る筈。

事故に遭ったりの可能性も高くなりますし・・・

何より喧嘩によって病気感染の恐れもあります。

お互い大変ですけれど、一度でも餌をあげたら責任を持って下さい!

 

私の体調の方は相変わらず最悪で(癌じゃないですけど)

抗がん剤を服用し始めました。

自分の医療費が半端じゃなくかかるので

去年から慣れてる子だけ投与していたフロントラインは

今年は無しで蚊取り線香で我慢して貰います。

猫達に申し訳ないなぁと思いますが、

まず私が動けるようにならないと猫達の世話も出来ませんから・・・

 

御支援者さまにも御心配頂き、安静にしてる時に和めるようにと

猫のDVDなどを沢山送って頂きまして感謝です。

何とか日常生活に戻れる位まで早く回復しなきゃです。

 

2014.5.13

 

体調は相変わらず悪いままですが、安静にしなきゃいけないのに

なかなか安静にもしていられません。

今の時期、カラスが子育て時期で猫達の御飯を狙うのですが

ウチは毎年の事なので庭木の下を食事場にし、

その庭木ごとすっぽりカラス避けネットを張り巡らせているので

そうしてからはカラスの被害は無かったのですが・・・

今年のカラスはとりわけ凶暴です。

猫の御飯を食べられないせいか?

こともあろうに猫を獲物に集団で襲うのです!

私が猫達の保護を始める前は

近隣の駐車場に捨てられた子猫を食べていたカラス。

猫の肉の味を覚えているのでしょうか?

ゾッとしますし怖いですが放置は出来ません。

置去り猫の最年長でボス格のイースレイが襲われて怪我をしました。

幸い大したことは無かったのですが・・・

それからカラスの鳴き声がするとベランダからカラスめがけて水鉄砲。

人の顔も認識して仕返しをするそうですから用心しながらです。

カラスの子育てが一段落するまでは油断出来ませんね。

(一緒に日向ぼっこするガーク(黒白)とノエル(キジトラ))

 

この子達が少しでも平和に幸せに暮らせるよう頑張らなきゃですね。

それには早く体調を戻さなきゃと思うのですが・・・

焦れば焦るほど病状は深刻になっています。

私自身の医療費も毎月5万近くかかるようになりました。

(微妙に高額療養の適応にならないのが悔しいし経済的に痛いです)

私が長期入院したり死んだりしたら・・・と思うと絶望的になりますし

相変わらず野良猫保護に対して近隣住民の風当たりは強いですが

いつもフードを御支援頂く方からお見舞いを頂いたり

心を強く持てるような嬉しい事もありました。

猫達への御支援だけでも本当に有り難い事ですのに・・・

本当に感謝です。

 

2014.4,14

 

この所、かなり体調が悪く家事すらままならない状態です。

それでも猫達の世話は這ってでもしております。

とはいえ、食事やトイレの世話などが精一杯。

TNRは暫くお休みせざるを得ません。

 

こういう時、独りきりでの活動の限界を感じますが

やると決めた以上は頑張らなければ!(笑)

 

幸い猫達は元気に過ごしてくれています。

 

お隣のお庭を歩くジギー。

今ではすっかり元からの置去り猫達に溶け込んでいます。

物置の屋根の上で日向ぼっこするリガルド。

最近は毎日、昼間はここで過ごしています。

陽気が春らしくなってきて猫達も伸び伸びしています。

 

TNRは出来ませんが今年は今の所、新入りさんは見かけませんので

近隣アパートの人の出入り無いのでしょうか?

ただ、あちらこちらで子猫が生まれた話を聞きますので

まだまだ油断は出来ませんね・・・

 

それまでに何とか自分が動ける位には回復しなきゃですね。

 

A

 

2014.3.7

 

段々春めいて来ましたが気候が安定しません。

暖かくなったかと思えば真冬日に戻ったり・・・

外猫達には堪える季節ですね。

 

我が家は日照条件が良くないので未だに雪が残っていますし

2度の大雪の後、心配していた通りに猫達に風邪が蔓延しちゃいました。

具合が悪い時に助けを求めてくれるのはミリアだけです。

他の猫は具合が悪ければ悪いほど人目を避け隠れてしまいますので

病院に連れて行きたくても行けません。

 

ですので、自分の飼い猫の名前で薬を処方して貰い、

ウェットフードに混ぜて与えています。

ウェットフードは御馳走なので猫達は薬入りでもスンナリ食べます。

ただし!同じ猫ばかりが大量に食べると毒になりますし

全部の猫に薬が行き渡りませんので、そういう面を苦労します(^^;

普段、敷地内に暮らす猫達にまず薬入りの御飯を食べさせ

更にいつもより美味しい御飯でお腹いっぱいにさせてから

御飯だけ食べに来る猫達の分を用意し

食べるのを見張りながら同じ猫が2皿(薬入りは個別に与えてます)

食べようとすると取り上げるの繰り返し・・・

ですが、何とか猫達の風邪も治ったようで一安心です。

これも皆様からの御支援のお陰です。

この所、医療費などの御支援を多く頂きましたので

お金の心配をする事無く猫達へ投薬する事が出来ました。

 

本当に感謝致します。

 

来月から消費税が値上げになりますね。

猫用品やフード類などは纏め買いをしておきましたが

突発的な医療費や避妊去勢の手術費などはそうは行きません。

今年の春は新たな置去り猫が増えませんようにと祈るばかりです。

 

2014.2.9

 

関東では記録的な大雪になりました。

(とても慌ててましたので猫達の写真がありません)

 

土曜日の予報では13cm位との事でしたので

猫ハウスは軒下にあるし、発泡スチロールの板で上げ底してあるし

狭い通路なので吹き込みも無いだろうと思っていたら大間違いでした。

記録的大雪になりまして我が家では多い場所で1m、

平均して40cm位積もってしまいました。

日曜の朝一番で猫ハウスを確認しましたら・・・・

雪に覆い尽くされ埋まってる!!!!

 

もう焦ってスコップで雪を除けましたら・・・

猫達が猛ダッシュで飛び出して来ました(^^;

多分、早い時間から猫ハウスの中で寝ているうちに

雪に閉ざされ出られなくなっていたのでしょう。

猫ハウスはブルーシートの下はメッシュ状なので密閉はされてなくて幸い。

猫達は不幸中の幸いで閉じ込められたお陰で?凍死しなくて済んだのかな?

(丁度カマクラのように?猫が出て行った後は暖かかったです)

とはいえ、近くに置いてあった御飯は雪に埋もれてましたし

本来の食事場所の木の下は傘と木の枝でガードされているので

雪の被害は無かったものの、そこへ行くまでが深い雪です。

猫達は食べたくても食べられない状況でひもじかったでしょうね。

 

午後になり雪かきも終わった頃、

猫ハウスで寝て無かった子達も見かけました。

何とか寒さを凌ぐ場所を見つけて潜んでいたようで一安心。

とはいえ全員を見たわけじゃないので心配は尽きません。

こんな天気の時、ガレージでもいいから入れてあげたいと思います。

でも自主的に入ってくれない限りは無理・・・

もっと信頼関係を築ければと思いますが仕方ないのかも。

ヘタに人を頼ると虐待被害に遭い易くなりますしね。

ねこともNet かわいい猫たちの日めくりカレンダー

話は変わりますが「猫友日めくりカレンダー」を御存知でしょうか?

上のバナーをクリックして頂くと内容が解りますが

ご自身の猫が好きな日にち(先着順)にカレンダーにして貰えます。

そして、そのカレンダーの売り上げは動物保護の為の寄付になります。

私もカレンダーに参加する事で支援させて頂いていましたが

正直、こういうチャリティものって、あまり信じて無かったのです。

(東日本大震災でも詐欺紛いの団体が幾つもありました)

ただ「ま、ウチの猫がカレンダーになるなら」程度の気持ちでしたが・・・

なんと!今回から私のような個人ボラにも寄付を広げるとの事で

この「置去りになった猫たち」にも1万円もの寄付を頂きました!

 

今まで色々な皆様に助けて頂いておりますが団体からの支援は初めてで

しかもチャンと色々見て下さってと思うと光栄に思えます。

 

こんな風に自分の猫の写真で応募する事や

このカレンダーを購入する事で

不幸な動物を救えるのって素晴らしいですよね(笑)

支援頂いたからではないですが、

不幸な猫は置去り猫だけじゃないです。

来月からまた募集が始まりますので、

全国の私のような何処からも補助もない個人ボラさんの為にも

また応募させて頂こうと思います。

 

2014.1.8

 

一昨年から昨年にかけまして(今年もまだ片付いてませんが)

私自身が破産致しまして経済的により困窮しましたが

多くの皆様の御支援に支えて頂きました。

本当に有難う御座いました。

 

 

元々は隣のアパートの住民が猫を手術せず増やした挙句、

置去りにして引っ越した事で猫達が飢え死にしていくのが耐えられず

私自身の経済状態や身体の状態なども省みず始めた活動・・・

今年で4年,夏には5年目を迎えます。

 

相変わらず猫達は1部を除き警戒して近寄らせてくれませんが

この活動を始めてから近隣の空き地や駐車場に捨て猫が無くなりました。

また猫の糞尿害も減り、猫達への虐待も減っています。

TNRした猫は猫白血病のミリアも含め全員、元気です。

大した活動は出来ていませんが一応は役に立てているのかな・・・

 

色々な保護団体の方々とも知り合いになりまして

殺処分反対のデモへの参加などに誘われたり

保護した猫の里親を探さない事を非難されたりもしました。

でも敢えて言わせて頂けるのなら・・・

可哀想な動物を思う一人一人が無理の無い出来る範囲で

それを長く続ける事・・・それが一番だと私は考えています。

 

デモに参加すれば交通費や体力を奪われます。

病気の私にはかなりの負担になります、

また里親を探すにしても人馴れさせなければなりません。

私の自宅で猫を飼えない以上、一時預かりボラさんが必要ですし

また里親を探すにしても譲渡会などは個人では開催出来ません。

 

ですので、私は当初、猫の輪さんに相談した時にお伝えしたように

今、世話している猫達が幸せに天寿を全う出来るよう

出来る限りの力を尽くすこと、それが精一杯です。

我が家の飼い猫は17歳になります。

出来れば外の猫達もそれ位長生きさせてあげたい。

その為に出来る事をしていくツモリです。

 

とは言いましても・・・

置去り猫の保護を決めた当初から猫達の顔ぶれも若干変わりました。

当初の24匹の中には何処か別の場所へ行って行方知れずもいます。

それでも子猫が生まれて無いのに関わらず、毎年TNRを行っています。

猫達は確実に増えていて現在、何匹いるのか把握出来なくなっています。

私の近所はアパートが多く、「ペット可」の所も多いです。

そのせいか引越シーズンになると次の引越先がペット不可なのか?

大人の猫が置き去りにされ野良になって

元々の置去り猫に混じって御飯を食べに来るようになりますし

未手術の放し飼いの飼い猫も多く見受けられます。

定期的に猫の飼い方などのチラシを近隣にポスティングしていますが

あまりにも住人の入れ替わりが激しく追いつきません。

(そして何処の部屋の人が猫を飼っているのかも解りません)

 

「野良猫が可哀相だから」と安易に食べ物だけを与える人も同じ・・・

ましてやキャットフードではなく人間の食べ物を与えるのは論外です。

ある日、道端にあった猫の吐いた吐瀉物を見ましたら

大量のサキイカがありました。

そういうものを食べさせたら腎臓を壊してしまうのに・・・

無知な人が安易に餌をやり、放置するからトラブルが起こるのです。

猫の健康もですが、近隣住民とのトラブルも・・・

そして安易な「餌やり」は自分の都合の良い時しか餌をあげません。

その証拠に盆正月、日祭日など、猫達の御飯の減りが半端じゃないです。

多分、他所で御飯を貰っている猫達も食べに来ているのでしょう。

うちの地域では私の所で常時御飯をあげられますが

そうでない地域の猫達はお腹を空かせて待つだけです。

その餌やりさんが来なくなったら飢え死にするだけです。

 

ですから・・・当初の24匹以外でも「置去りになった猫」がいたら

頑張って受け入れるしかないのです。

 

保健所での殺処分、動物実験、毛皮・・・勿論、私も反対です。

ですが・・・大規模なデモよりも、もっと身近な所を何とかしなければ

・・・と痛切に思っております。

なんて偉そうにスミマセン。

全ての人が自分の事のように動物を大切にする世の中になりますように。

多分、私を非難される方も根底の願いは同じなのですもの。

 

写真はガーク(黒白)ノエル(キジトラ)ラキ(茶トラ)

3匹が何やら内緒話してるみたいですが、

実は御飯を食べる順番を巡ってチョットした諍いの後です(^^;

普段は仲の良い置去り猫達ですが、ノエルやラキのように

元からの子じゃない猫は他の猫に叱られる事が多いです。

それでも普段は穏やかですので、微笑ましいですけれど・・・

相変わらず彼らは元いたアパートの敷地に居続けるのが

見ていて胸が痛くなります。

 

彼らの心の傷は私達が思っている以上に深いのです。